2008年11月24日月曜日

Symantec、John Thompson CEOの10年間に幕

 米国Symantecは、11月17日午後に声明を出し、10年にわたって同社を率いてきたCEOのジョン・トンプソン(John Thompson)氏が2009年4月4日付けで退任し、後任には現・最高業務責任者(COO)のエンリケ・サレム(Enrique Salem)氏が就任することを発表した。
 トンプソン氏は、セキュリティ対策ソフト「Norton」シリーズを中心に提供していたデスクトップ向けソフトウェア・ベンダーSymantecを、大手エンタープライズ・ソフトウェア・プロバイダーへと育て上げた。在任中、同氏は、新興ソフトウェア企業の買収を積極的に繰り返し、2005年にはエンタープライズ・ストレージ・ソフトウェア・ベンダーのVeritas Softwareを105億ドル(約1兆円)で買収している。
 トンプソン氏は、17日に行われた金融アナリストとの電話会見で、「10年もこの職にとどまっているのは少し長すぎると、常に感じていた」と語った。
 Symantecは、最近製品の販売数が落ち込んでいることを明らかにしていた。しかし同社の幹部は11月17日、すでに10カ月前から「Project Texas」と呼ばれる取り組みを通じて対応を進めてきたと説明している。